漬け物

食欲の秋到来だ。
今は一年中いろんな食材を購入することができるが、やはり旬のものを食するのが一番だ。
先日、ある単身赴任をしている方と話をする機会があった。
彼は料理が趣味ということで、単身赴任の場合どうしても野菜不足になるため漬け物を作って食べているとのことだった。
浅漬けから、ぬか漬け、にしん付けそしてはさみ付け等々いろんな漬け物食べているとのことだった。
私は、漬け物は買って食べるものと思いこんでいたため、自分で作って食べていると聴いてとても新鮮な感動に包まれた。
早速作り方を聴くと、塩で漬けるだけとのことで、しょうが、するめ等をいれるともっとおいしくなるとのことだった。
早速、冷蔵庫に入るぐらいの漬け物器、キャベツそしてしょうがを買い込んで作ってみた。
全くの初めてのキャベツの浅漬け体験だったが、これがしこたまおいしいのである。
塩としょうがだけのシンプルな漬け物であるが、キャベツの甘さが引き立ち、そしてキャベツの本来の味が楽しめるのと、野菜不足の解消にもなるのでいいことづくめである。
市販の漬け物もおいしいが、味が濃いため食べ飽きるが、自分で漬けたものはあっさりしているためいくらでも食べられるのである。
少しずつ経験を積みながらもっといろんなバリエーションの漬け物を楽しみたい。
今は新米の炊きたてのご飯と、具だくさんのみそ汁と、漬け物とさんまの塩焼きがあれば幸せである。
おいしいものを食べられることに感謝したい。