2021年度十勝農業の粗生産額4000億円突破

十勝管内23農協の2021年度農産物の粗生産高は4008億円とはじめて4000億円を超えました。

豊作の小麦をはじめ畑作物が好調で、生乳生産や家畜取引価格はコロナ禍でも堅調に推移し、18農協で過去最高を更新しました。

2020年度の粗生産額は3735億円ですので、7%アップと十勝農業の底力を見た気がします。

ただ、今年に入って肥料や飼料などの生産資材の高騰、生乳余剰による生産抑制など、経営環境は急激に悪化しており、昨年度の数字を単純に喜べる状況にはないので、所得確保できるよう持続可能な農業経営を支援していきたいと思います。