コムハム菌というのはご存知でしょうか?
生ごみや家畜の糞尿を分解する牧草由来の菌です。
生ごみや家畜の糞尿をコムハム菌を使って堆肥化することも可能です。
通常は堆肥化するのに2ヶ月ほどかかるようですが、コムハム菌を使うと1日で分解してしまうという優れモノです。
開発したのは札幌のベンチャー企業のコムハムという会社で、コムハム菌の製造は足寄の吉村牧場で行っているとのことです。
ただ、コムハム菌は牧草由来の菌ということで、吉村牧場以外の地域では増産が難しいようです。
課題を解決して量産できれば大変有用だと思います。
十勝は畑作、酪農それぞれが盛んな地域ですので、これらの技術を利用すればもっと地域循環型の農業を実践でき、ウインウインの関係を築けるのではないかなと思います。今後に期待したいです。