手袋のつけっぱなしは感染リスクを高める

新型コロナウイルスの影響により、以前にもまして衛生管理に注意するようになりました。

 そんな中で、店舗や飲食店で手袋をつけて作業をしたり調理をしている姿を目にする機会も増えてきた気がします。

 以前から気になっていたのですが、レジでお金を触るときも手袋をつけっぱなしでお金を触り、そしてその後もその手袋で調理をしたりしているケースを目にする機会がありました。

 お金を触ってそのまま調理して衛生的に大丈夫なのだろうかと気になっていましたが、昨日、NHKのニュースで手袋をつけっぱなしにしている場合は感染リスクを高めるとの報告があり、やっぱりそうかと思いました。

 

 手袋を付けっぱなしにして次々とお客と接し、お金や商品などを触れ続けていると、感染源に触れた場合、次から次に感染を橋渡しすることになりかねないというのです。
 また、手袋をしている安心感から手洗いや手指の消毒がおろそかになりがちだということです。

 

 また、手袋の上からアルコールで消毒するという対策も考えられますが、効果が素手よりも低い上、アルコールによって目に見えない小さな穴が空くおそれがあるものもあるため、推奨されていないとしています。
 目に見えない小さな穴であっても、その穴からウイルスや細菌が入り、知らないうちに自分の手が汚染される可能性があるということです。

 

 手袋をしている場合も、お客様と本人の感染リスクを考えて行動をしなければならないなと思います。