報奨金

昨日の日本女子サッカー代表「なでしこジャパン」が、ロンドンオリンピックの代表に選ばれましたね。北朝鮮と引き分けて一旦は落胆しましたが、結局3大会連続4度目の出場を果たしました。本当に素晴らしいですね。

また、先日の女子ワールドカップドイツ大会では、世界1の称号を手にして日本中が沸きました。そこで財団法人日本サッカー協会は各選手に報奨金650万円を支払うことを決めたようです。規定では150万円だそうですが、今回は500万円の特別ボーナスを支払うことを決めたようです。そして、代表スポンサーであるキリンも100万円のボーナスを支払うということですから、一人当たり750万円の報奨金ということになりますね。
ただ、これらには税金が課税されるので注意が必要ですね。
プロ選手であれば事業所得、アマであれば一時所得ということになるでしょうね。
こういうものは非課税にしてあげてもいいような気もしますね。

従来からオリンピックやパラリンピックで1位から3位までに入賞した選手に対しては、財団法人オリンピック委員会(JOC)又は財団法人日本障害者スポーツ協会から報奨金(金300万円、銀200万円、銅100万円)が支払われ、この報奨金については所得税は非課税になっています。
また、平成22年度の税制改正により、JOCに加盟していて、文部科学大臣が指定した一般社団法人又は一般財団法人が交付する報奨金についても一定額(JOCが交付する褒賞金額を目安に金メダル獲得者は300万円、銀メダル200万円、銅メダル100万円)を限度に非課税となりました。
ただ、今回のワールドカップはオリンピックではないので、財団法人日本サッカー協会からいただく650万円は非課税の措置は受けられないことになります。

今後の法律改正が望まれますね。