空き家問題

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

今年もよろしくお願いいたします。

 

さて、日本の人口減少はすさまじい勢いですすんでいます。昨年の人口の自然減は51万人を超え、わずか1年で、鳥取県の人口に近い数が減ったことになります。

 それにつれて、全国で空家もすさまじい勢いで増加しています。

 最も空家数が多いのは東京都世田谷区の約49千戸となっているとのことで、2位は東京都大田区で東京23区や県庁所在地が上位に並んでいます。

 帯広・十勝そして本別でも空家が目立っていますが、意外にも空家数では都心そして全国主要都市で深刻になっている様子が読み取れます。(空家率ではやはり過疎地が上位で、夕張市が40%と全国1位になっています)

 空家問題は北海道などの地価が安い過疎地の問題かなと思っていましたが、実は都会でも深刻な問題になっていたというのは、ちょっと驚きました。

 世田谷区などでは、東急世田谷線沿いなどの戸建てや比較的小さい集合住宅集まる地域で65歳以上の人口の割合が高い地域で空家が目立つということです。

やはり、住居があれば空家であっても、土地の固定資産税が200㎡までは1/6に軽減される措置があるので、空家をそのまま放置するケースが多くなっていると思われます。そろそろ固定資産税の軽減措置を見直す必要もありそうです。

 高齢者が安全で安心して暮らせるコンパクトシティ等の構想も早く実現して欲しいですね。