記帳の必要性

個人事業者の確定申告の時期がやってまいりました。
個人の場合、まだまだ1年分の領収書と請求書をためておいて、この時期に決算書を作成して納税される方も多いようです。

しかし、決算は税金の計算をするためだけにするものではなく、経営に生かしてこそ価値のあるものになります。
ぜひとも、適時に正確な会計帳簿を作成し経営の羅針盤として活用していただきたいと思います。

適時正確な記帳をして決算を作成する意味は、一つには記帳によって証拠能力を担保するためであり、また、一つには破産防止の意味があるといわれています。
1年分ためてしまうと、もはや、やる気がおきませんし、領収書等の紛失等により正確な決算が組めなくなってしまいます。

正しい決算により現状を分析し、今後の打ち手を考えていただきたいと思います。
会計により経営を強くしましょう。