国民性の相違

日増しに暑くなってきて、そろそろ我が事務所も「クールビズ」を取り入れたいものだなとも思う。
ただ、いきなりクールビズをといってもなかなか難しいものらしい。
余計な出費がかさむとか、センスが問われるとかという事もあるらしい。
また、どこまで崩しても平気なのかという点も気になるらしい。
日本人的発想で出る杭は打たれるということであろうか。

そんなとき、国民性の相違を表現するときのジョークを思い出した。
それは、今にも沈没しそうな客船の船長がお客を海に飛び込ませるときの説得の仕方だ。
アメリカ人に対しては「今飛び込むと、英雄になれますよ」
イギリス人に対しては「今飛び込むと、紳士になれますよ」
ドイツ人に対しては「飛び込む規則になっています」
イタリア人に対しては「飛び込むと、女性にもてますよ」
フランス人に対しては「飛び込まないでください」
そして、日本人に対しては「皆さん飛び込んでいますよ」というそうである。
言い得て妙である。
日本人の特質を良く表現しているなーと感心してしまう。

元来、我々は日本人はどうしても他の人の目を気にする人種のようである。
もっと、人それぞれ考え方が違うということを受容して、コミュニケーションを図り、個性をぶつけ合って切磋琢磨することがより重要なんだなということを最近特に感じる。
お互いに仲良しクラブになってしまうと、それ以上の向上は見込めないのではないだろうか。
いろんな意見をぶつけ合って切磋琢磨していって人間的向上を図っていきたい。