今年の勉強テーマは相続税

先日岩下忠吾先生の「相続税・財産評価に関する会員相談事例」というテーマで研修を受けてきた。
相続税の申告は、我が事務所で年に1回あるかないかの頻度のため、どうしても知識が薄れてきます。
申告方法自体は、やっているうちに思い出してきますが、財産評価についてはどうしても評価の仕方で差が出てきます。
特に土地については高額であるためそれが顕著に現れてきます。
評価単位、特例の適用、広大地に該当するかどうか、特定路線価を申請するかどうか、セットバック等々考慮しなければならないものが多々あります。
また、自社株評価についても、考慮すべきことが多々あります。
自己株式がある場合、退職金がある場合、評価時点等々これまた多々あります。
特に相続開始日が決算日の前日の場合、純資産価額は特に支障のないかぎり翌日の価額で評価しますが、類似業種比準価額は必ず直前期末の価額で評価することになっているので注意する必要がある。
今年は相続税をじっくり勉強しなければならないと痛感した。